2023年9月半月講

イベント

9月23日の半月講は中止します。

半月の夜、月といっしょに星空を見上げてみませんか。

お月見というと満月が定番ですが、半月はクレーターを観察しやすく、満月とはまた違った表情を見せてくれます。望遠鏡を使った月の拡大映像もお楽しみください。

実施要項

日時

2023年9月23日(土・祝) 18:00~20:00

  • 途中入退場自由
  • 雨天の場合は中止します。
  • 曇天の場合は雲に切れ目があれば実施します。
  • 実施の可否は当日15:00以降にこのページをご覧ください。
場所

福生第二中学校 校庭

  • 「受付」ののぼり旗を目印にしてください。
参加費

無料

参加申込

不要

主催・問い合せ先

まると

  • 電話番号: 042-848-2245
その他
  • 小学生以下のみの参加はできません。大人の保護者の方も同伴してください。
  • 感染症の拡大防止とイベント保険のため、受付にてお名前とご連絡先をいただきます。
  • 自家用車での来場はご遠慮ください。
  • 介助犬以外のペットを連れての来場はご遠慮ください。

ポスター

※ ポスター(A3)のPDFファイルにリンクしています。

いただいた個人情報について

いただいた個人情報は下記の目的にのみ使用します。

  • 感染症拡大防止のため、自治体及び関係機関との連携
  • イベント保険業務

ただし、ご登録いただいたメールアドレスは下記の目的にも使用します。

  • 当日15:00に行う実施可否の送付
  • 今後のイベント案内
    • イベント案内が不要の場合は、登録ページのチェックボックスにてご指示ください。

星図

データシート

地点情報

出典: 地理院地図

地点名福生第二中学校
緯度[°]35.7518
経度[°]139.3268
高度[m]138.9

こよみ

福生高校
日付: 2023年9月23日
出典: 国立天文台暦計算室 こよみの計算

事象時刻太陽高度[°]太陽方位[°]月高度[°]月方位[°]
上弦4:32-12.780.4-74.9295.2
日の出5:29-1.288.9-82.4346.3
月の出13:2845.7222.6-0.3125.7
日の入り17:41-1.2270.824.9173.6
常用薄明の終わり18:05-6.1274.325.2179.3
月の南中18:08-6.7274.825.2180.0
航海薄明の終わり18:34-11.9278.724.9186.1
天文薄明の終わり19:05-18.1283.523.9193.2
月の入り22:49-52.8340.7-0.3234.5

※ 常用薄明: 太陽高度が -6° の時刻。屋外での作業に支障がない程度の明るさ。
※ 航海薄明: 太陽高度が -12°の時刻。水平線が見える程度の明るさ。
※ 天文薄明: 太陽高度が -18°の時刻。天体観測に支障がない程度の明るさ。

月・惑星の高度と方位

福生第二中学校
日付: 2023年9月23日 時刻: 19:00
出典: 国立天文台暦計算室 こよみの計算

天体高度[°]方位[°]視半径[″]月齢等級
24.1192.1965.18.3 
土星26.8131.49.4 0.6

※ 惑星は地平線上の5惑星のみ表示。

コラム: 中秋の名月と月齢

今年の中秋の名月は9月29日(金)です。旧暦では8月15日に当たり、晴れればまん丸に光る満月を拝むことができるでしょう。まさに十五夜、ススキを飾って月見団子をいただくのは風流ですね。さて、この日の月齢は14.1です……。あれ、15じゃない?

一般に「月齢」というと、「正午月齢」を指します。読んで字の如しで、正午、つまり昼の12時の時点での月齢ということですね。国立天文台暦計算室のこよみの計算ページを使って2023年9月29日12:00の月齢を計算してみると、確かに14.1です。

では、満月の瞬間の月齢はどうでしょうか。同じく国立天文台より朔・弦・望のページを見ると、9月29日18:58に望、つまり満月になることが分かります。こよみの計算ページでこの時刻の月齢を計算してみると……月齢は14.3です。四捨五入しても15にはなりません。あれれ?

ここで、「月齢」の意味を確認することにしましょう。月齢とは、朔、つまり新月になった瞬間からの日数を言います。朔・弦・望のページによると2023年9月15日10:40が朔ですから、9月29日12:00はそれから14.1日が経過した時刻、というわけです。
月齢の基点はともかくとして、値そのものは24時間単位、つまり地球の自転で決まっているという点がポイントです。

では、朔とは何でしょうか。天文学的には、太陽ー地球ー月の成す角度が 0°(厳密には、黄経の差が0°) になった瞬間のことを言います。それが9月15日10:40なんですね。
それから月は地球を中心に左回りに回っていき、9月23日4:32に90°に達します。これが上弦、つまり半月です。
さらに左回りに回って9月29日18:58に180°に達します。この状態が望、つまり満月です。さらに回って10月6日22:48に270°の下弦(半月)、10月15日2:55の朔(新月)に戻ります。
この朔・弦・望には、地球の自転は関係していません。

月の満ち欠け(提供 国立天文台)

地球の自転はだいたい一定していますが、月の軌道は楕円ですので朔から望にかかる時間はかなりずれます。これが中秋の名月の月齢が必ずしも15になるとは限らない理由です。
旧暦も朔を含む日を1日としていますので、同じ現象が発生することがあります。たとえば2020年の中秋の名月は10月2日でしたが、旧暦では8月16日でした。つまり、十五夜と中秋の名月が一致しなかったんですね。

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